成都国際空港の使い方!!出国編

 出国側は、まあ到着側に比べればまだかわいいもの。小さいものの両替所もあり、最低限の必要な施設は整っています。


 出国側の図。



  到着側に比べれば幾分ましな作り。とはいえ、非常に小規模なので施設は最低限。書ききれなかったものの、2階左側の待合室には喫茶店もありました。空港使用料90人民元さえ払うのを忘れなければ(この成都国際空港では空港管理建設費という呼び名)特に問題はないでしょう。格安航空券を購入した方は料金に成田空港の使用料以外に現地の空港使用料が含まれているかどうか、確認した方がいいでしょう。もし、含まれていなければ入り口正面の窓口で90元を払って空港使用料を払わなければいけません。出国手続きの後に使用料の券が必要になります。(この、出国手続きの後に空港使用料支払いの確認ってのはどうなんだ?順番逆じゃないのか!?)もし、使用料を払い忘れていた場合、再び入り口まで戻り使用料を払うことになり2度手間になるので要注意!しかも、両替まで済ましてしまった場合はかなりの手間になるので、気をつけましょう!

 あと、注意点としては中国国際航空の成田行きを使う場合、朝7時発なので市内を5時代に出なくてはならないのですが、この時間もバスの運行はありません!某BBSを見ていると、民航チケットセンター前に5時にバスが来たという情報もあるのですが、少なくとも僕が利用した日曜日の朝にはありませんでした。5時半近くまで待ってやっときたバスの車掌に聞いたので間違いありません。

「このバスは、しばらく出発しないから隣の民営のやつに乗れ。」

と言われました…。この民航チケットセンター前にはタクシードライバーと民営のミニバスが待機しており、ここに着くなり激しく「乗れ乗れ!」と言われます。これにひたすら耐えバスを待ったのですが、意味ありませんでした。このタクシーとミニバス、どちらも1人10元で行くと言いますが、タクシーの方は別に高速代10元も要求されることになる可能性が高いので、ミニバスの方がいいでしょう。ここにいるタクシー以外はさらに高い金額を要求してくる可能性もあります。80元を要求してきた奴もいました。僕は、タクシーの方が小回りきくし入り口の目の前まで行けるからとタクシーを利用しましたが、高速代を要求され高くついてしまいました。

 あと、中国全土で言えることですが、市内以外にタクシーで行く場合はメーターを使わずに、値段を先に決めて行くことになります。(1キロ単位で値段を決めることもあり)しかし、言葉に不便だとわかると、事前に値段を決めたにもかかわらず、メーターを倒す輩がいます。当然、到着後に最初に決めた額よりメーターが高くなれば、そちらの額を要求してきます。ここで、「さっき何元だと言ったじゃないか!」と言ってもあちらも「メーターはこの値段を指してるんだ!」と引きません。今回、それまではバスがなく仕方なく乗った長距離タクシーでもボラレはしなかったのですが、この空港までの一番最後のタクシー利用でこんなことがあり、10元余計に取られてしまいました。メーターを倒したら、

「不用計价器!」(メーターを使うなこのヤロウ!)

と言ってやりましょう。逆に市内ではメーターを使わないタクシーは要注意です。市内ならまずないと思いますが…。その場合は、

「用計价器」(メーターを使えよコラ)

と言いましょう。多分、市内であればないとは思いますが…。



結論!
 初心者は成都空港を使うな!

 少なくとも、初の中国上陸で使う空港ではない!旅慣れていない人ならなおさら。中国語が話せない人は言語道断!今回は中国語が多少なりできたので何とか乗り切れましたが、海外旅行&貧乏旅行に慣れていても言葉がダメならこの空港は現時点では使えないでしょう。ツアーで行く分にはどこでも大丈夫でしょうが…

 みなさん…成都国際空港を利用の際はお気をつけて。